見始めてすぐ、『キングダム・オブ・ヘブン』を思い出した。そうか、リドリー・スコット監督はイスラム対西洋社会(アメリカを中心とした)の構図をまだ描き足りないと思っていたのね、と。そんなことを考えながら見ていたらディテールを見失った。え?どうなっていたんだっけ?と。。。ま、い〜か。

『キングダム〜』でも、十字軍に参加する主人公(オーランド・ブルーム)よりも、敵対する立場にいる(役名は忘れた)アレクサンダー・シディグの方がすごく存在感あったけど、本作も似たようなことが言える。CIAエージェントである主人公フェリス(レオナルド・ディカプリオ)、その上司エド(ラッセル・クロウ)と同様、「嘘つき」な登場人物:ヨルダン情報局のハニ(マーク・ストロング)、こいつが目立つ。エドが失礼ながら、だらしない体型&パッとしない服装であるのに対し、ハニは見た目もバリバリに決めている。本当のヨルダン訛りに似てるのかどうか私にはわからんが、流暢でいて且つ変わったアクセントで嘘も真も言い放つ怪演。これ、マーク・ストロングにしてはもうけ役ではなかろうか。どうにも、「炎の英雄シャープ」の悪役の印象が忘れがたいのだが、そろそろ忘れてあげないと可哀想かも。(たった1エピソードしか出演していないのに忘れられないキャラってのも、それはそれで凄いな)

 帰宅して調べたら、『キングダム〜』の脚本もウィリアム・モナハンだったのね。と、またしても納得。面白そうな話なのに、あまり私には響いてこないホン。・・・ごめんなさい・・・それは言い過ぎかな。もっと面白く作れそうなのに惜しい!と思えちゃうのですよねぇ。でも、『ディパーテッド』よりは良いと思う。

ユナイテッド・シネマ豊洲:スクリーン7にて2009.1.7鑑賞。



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